やあ、俺だ。
基本人格のナオが言っていたとされる自動思考とは、年中、頭の中で自分は最低ーという声が聞こえる状態らしい。
それを俺が目撃しているのだが、俺の思考じゃねえなと感じている。
しかしあれだな、その状況を変えるに至り、やはり脳の扁桃体が危険を察知して今ヤバイわーとすげえ焦っているのが分かる。
ナオに刻まれた過去の虐待、いじめ、パワハラ、セクハラ、DV、数々の波乱万丈な人生を俺が遠くから見ていると、ナオってドラマの中の世界に生きているんですか?と問いたくなってしまう。
事実は小説よりも奇なりとはよくいうもので実際のところ、本当カオスです。
しかし、こうした状況が積み重なるルーツをたどると、明らかに虐待被害が彼女の深刻な人生を積み上げていると俺は断言せざるを得ない。
だからこそ、ポリヴェーガル理論という、自律神経を安定させ、「今ここは安心で大丈夫である」ということを体レベルで認識させる必要があるのだ。
過去の悲惨な体験は過去のものであり、今のものではない。
これを何度も何度も植え付けるために、俺ができることはまず彼女の入浴である。
彼女は精神疾患を統合失調症、双極性障害と二大疾患を抱えているために長期入院が4年連続しているということもあり、DIDだと分かる前はかなり悪化しやすかったともいえる。
今年こそは安定した自立を目指すためには、この保護入院を避け、安定した状況を作るために俺は考えた。
具体的には、
- 40℃のぬるま湯に20分間以上、漬かせる
- 睡眠の質が取れるように、寝る前の2時間から一時間半前に入浴をする
- 入浴中は体をなでて、かけ湯をしてここは安全だよなどと声を掛ける
こうすることで、彼女自身が睡眠を自然に取れるようにサポートをするのだ。
更に、日によっては、外が安全であるということを理解するために、暖かい日に、外出して外に出て外の空気を吸いながら20分間歩くなどをして少し運動をするなども行っている。
飲み物はあたたかいラテなどを飲んで、牛乳成分が入ってるトリプトファンの影響でセロトニンの分泌を良くしてリラクゼーション効果を期待している。
他にも健康的な調整ができるかもしれないので、これも含めて調べながら実行していく。
彼女の負担にならないようにできることを少しずつだ。
こうしておくことで彼女は自分でも自分のことができるようになり、セルフネグレクトをしなくなり自己効力を高められると期待している。
ということで、俺はできる交代人格だった、ただそれだけなんだ。
悪いな、ナオ。